愛と愛
冷たいベッドの上に 生ぬるい体をふたつのせて
冷たい室温の中で 暖かい体温を感じて
終電が近づく頃
最後の仕事、匂いを消して
仕事疲れの顔をつくったら 電車に揺られて帰り道
僕らの愛が愛を邪魔したり
僕らの愛が愛を邪魔したり 壊したりするけど
冷たい玄関の前で 生ぬるい心を 落ち着かせて
冷たい心のままで いつもの生活に戻る
太陽が顔を出す頃
行ってきますって、誤魔化して
仕事準備 靴を履いたら 電車に揺られて向かいます
僕らの愛が愛を邪魔するなら
僕らの愛で愛を崩すべきかな 壊すべきかな
ありえないことだと思ってる くだらないことだと思ってる
日常にはないと
でも
突然落ちてしまうかも 突然出会ってしまうかも
私も 明日にも